中学3年生になると各学期に行われる定期テストだけではなく、数多くの実力テストが行われていきます。
それは学校の教科担当の先生が作成されたものだったり、業者テストだったり、形式は様々です。
実力テストを真剣に受けることは大切です。
すべて本番の入試の予行演習ですから、大分県の入試を研究している模試であれば、時間配分や出題傾向を知ることができますし、テスト慣れしている生徒と、していない生徒では、本番の取り組みやすさは大きく変わります。
テストだらけでうんざりしているかもしれませんが、受験生みんなが大切だと分かっているはずです。
しかし、テストを受けること以上に大切なのは、テストの「やり直し」なんです。
そして、そのことを多くの受験生は知りません。
なぜなら「やり直ししなさいとは言われるけど、何をしたらいいのか分からない」が多くの受験生の本音だからです。
そこで今回は、テストの「やり直し」に向けたアドバイスをしたいと思います。

塾に通っていない受験生にとっては、夏休み中(8月18日)に行われた大分県学力診断テスト(通称、全県模試)が
公立高校入試の傾向に近い初めての実力テストだったと思います。
そして、そのテストの結果がカルテとして、皆さんの手元に届いているはずです。
成績カルテが返ってくると、やはり一番気になるのが志望校判定です。
全県模試のカルテにははっきりとA判定やB判定という言葉は使われていませんが、評価の文面から判定を知ることができます。

A判定…希望がかなう可能性は非常に高いです。
B判定…希望がかなう可能性が高いようです。
C判定…希望がかなう可能性があります。
D判定…もう少しで希望がかなう可能性が出てきます。
E判定…今後の努力次第で希望がかなう可能性が出てきます。
F判定…希望がかなうにはかなりの努力が望まれます。

しかしこの志望校判定は、現在の自分の学力で受験した場合に合否はどうなるか、すなわち「これまでの勉強の結果」しか分かりません。
もちろん、無茶な高校を志望校にしているとか、現在の学力より大幅に下回る高校を志望校にしているとか、今の自分の力を知る
客観的なデータとはなりえますが、あくまでも模試の結果。このテストで合否が決まるわけではありません。
入試は明日ではないのですから、本番までにいかに判定を上げるかの方が大事なのです。
そのために必要なのが「やり直し」です。

全県模試の成績カルテをめくっていきましょう。
2ページ目からは、各教科の採点が載っています。
ここでは自分がどこを間違ったのか確認することができます。

分かりました!この間違ったところを解きなおすことが「やり直し」ですね!

確かに、それも「やり直し」です。
入試の本番で全く同じ問題が出れば、そのやり直しが生きてきますね。模試で解けなかった問題が解けるわけですから。
……全く同じ問題が出れば、ね。
そうです。ただ「解きなおす」だけでは、学習効果として低いのです。
しかし多くの受験生は、「解きなおし」だけで満足し、模試の結果を有効に活用できていないのです。

では、真の「やり直し」とはどういうものでしょうか。
成績カルテの各教科のページで、目線を左に移してみてください。
そこには間違えた問題と正解した問題とが色分けされた棒グラフがあります。
よく注意して見てみてください。
問題の内容が書かれています。
棒グラフの端には、正答率という数値が書かれています。

「やり直し」とは、間違えた問題だけ解きなおすのではなく、間違えた分野・単元に取り組むことなのです。
そのためにカルテのグラフを活用します。グラフを見れば自分の不得意とする場所が分かるのです。
社会が苦手、数学が苦手、ここまでは点数や偏差値を見れば分かりますし、自分でもすでに分かっていることだと思います。
ただ、漠然としすぎています。何から手を付けたらいいか分かりませんね。
しかしグラフから、社会の地理の九州地方が苦手、数学の連立方程式の文章題が苦手、とここまで分かればどうでしょう。
苦手な社会の点数を上げるために、どこからすべきなのかはっきりするはずです。

中には、苦手が多すぎて…という人もいるでしょう。
そこで使うのが正答率です。
これは、受験した生徒の何%が正解できていたかを表す指標です。
例えば、正答率が80%の問題を落としているのと、10%の問題を落とすのでは意味が違います。
80%の生徒ができていて、自分ができていないのであれば、周りから差をつけられた問題ということになります。
逆に、10%の生徒しかできていない問題を落としても、周りとの差にはなりません。みんなできていないのですから。
こうして見ていくと、苦手が多い人でも学習する優先順位を決められると思います。
偏差値50を目指すのであれば、正答率50%以上の問題を落とさないことを目標にすればいいのです。

 

成績は生物です。刻一刻と変化していきます。
勉強して、すぐに上がるわけではもちろんありません。
勉強しても上がらないなんてことはよくあります。
それでもなお継続し、積み重ねていくことが肝心です。
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2学期中間テスト10月21日の第2回合同模試、そして続く11月9日の第2回全県模試
受験生にとって、どれも失敗は許されないテストです。
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