Yes進学セミナー皆春校責任者の山平です。私は英語と社会を担当教科として受け持っています。今回は社会を得意にする勉強法「地理・歴史編」をお伝えします。
【社会を得意にする3つの勉強法】
①ピンポイント勉強法
②まとめ作成勉強法
③実力テスト勉強法
【①ピンポイント勉強法】
ピンポイント勉強法とはある1つの分野に絞って学習する勉強法です。地理であればアジアやヨーロッパなど地域ごとに、歴史であれば時代ごとに分けて勉強することが得点アップの近道です。
(地理分野)
地理分野の学習で地域ごとに勉強するときにおさえておくべき内容は、「自然(地形、資源)、産業(工業、農業など)、経済状況や重要語句」です。世界地理では得意な地域(アジアやヨーロッパなど)、日本地理では得意な地方(九州地方や近畿地方など)を作りましょう。そのためにピンポイントで学習するのが大切です。
(歴史分野)
歴史分野では得意な時代を作りましょう。「代表する人物、政治内容、産業、文化」が学習する中心です。まずは内容が比較的少ない飛鳥時代や奈良時代、鎌倉時代や室町時代などを得意にしましょう。
【②まとめ作成勉強法】
①の勉強法で地域や時代を覚えたら、それをノートにまとめてみましょう。地理は覚えた地域について、歴史は覚えた時代についてまとめましょう。ノートに自分の知識がまとめることができれば、覚えたことの達成感を味わうことができます。また、ノートにまとめ終わったら足りない知識がないか再度確認をしましょう。足りない知識を見つけ、ノートに書き足すことで忘れかけた知識を呼び戻すこともできます。特に歴史は古い順(年号順)にし、流れをつかめるように工夫するとなお良いと思います。
【③実力テスト勉強法】
どの教科においても早い段階で点数上昇を狙うためには、実力テストのやり直しが効果的です。実力テストで自分が間違った問題をできるまでやり直すことが更なる得点上昇→偏差値上昇を生み出します。大分の公立入試では語句を問う問題よりも文章で答える記述形式の問題の方が高い配点となっています。それらの問題を正解するには、当然深く広い知識が要求されます。たくさんの問題に触れ深い知識を付けて、どんな問題にも対応できる力を身に付けましょう。
【最後に】
実力は取り組んだ時間ではなく解いた問題の量に比例して伸びていきます。自分を追い込みどれだけの問題を解くか、密度が濃い学習を日々心掛けて行って下さい。