高校生 文系教科 おススメ勉強法

 

前回の理系教科の勉強法(論)に引き続き、今回は文系教科の勉強法について理系大学生の受験生時代に感じたことを記そうと思います。

文系教科を国語、英語、地歴公民のこととしてお話ししますね。

 

【国語 Japanese】について

 

国語はこれをしたら伸びる!とか○日間でセンターが8割になる!と言ったような参考書がたくさん出ていたりするくらい、苦戦する人が多い教科ではないかと思います。実際、私も苦手教科の一つでした。私は受験で必要なのはセンター試験だけだったので、文系の2次試験で国語が必要な人への具体的なアドバイスはできかねますが、センター試験の対策でどのようなことをしたかを述べようと思います。

まず、古典ですね。古典は現代文に比べて、勉強の成果が早く出やすいので、点数を上げてモチベーションを高めるのにぴったりです。ただ、徹底的に覚えましょう。学校で古語単語や古文法書や漢文法書が配られていると思いますが、それをしっかり覚えることにつきます。抜けをどれだけ減らして臨めるかが、試験で得点を取るカギになります。英単語と同じで、毎日数ページずつ覚えていくのがいいでしょうね。私は、あまり覚えられなかったので、日常でわざと古語を使ったり、この言葉を古語でなんと言うのだろうと考えたり、と少し変なことをしていました。笑

現代文は評論文と小説で解き方は少し違いますね。評論文は基本的に本文の中に答えがあって、それが言い換えられたもの、他の場所と置き換えられたものを探すと言うことが多いと思います。その適切な場所を探すのに必要なものが、論理マーカー(ディスコースマーカー)や助詞の意味であり、それを見つける練習をするのが良いと思います。小説はそのときの心情や話の流れを押さえていかなければならないのですが、私はこれが特に苦手でした。。登場人物の表情、行動、口調、周りの様子など様々な要素から心情を読み取る必要があるので、問題によって点数のばらつきが出やすいですよね。これは、国語全般というか各教科にいえることですが、やはり多くの問題を解くのが良いですかね。。高1から積み重ねるのが大切です。

 

【英語 English】について

 

英語に関しては、文系教科というか理系の人も二次試験でバリバリ使うことのある重要な科目です。大学でも英語を使うので、今のうちに勉強しておいた方が良いですよ!

勉強法については、やはりまず単語をしっかり覚えるのがオススメです。試験問題では単語に関しては、そんなに難しい単語の意味を聞いてくることはあまりなく、普通の動詞、名詞、形容詞、副詞などの意味をしれっと聞いてくることの方が多い気がします。みんな覚えているので、覚えましょう!笑 みんなが覚えていることを覚えていないとどんどん差が開いていきます。みんなが覚えているものを覚えるのは最優先事項ですよ!学校、塾の友達の進捗状況を知るのも勉強の一つです。

文法は学校の授業で習うと思いますが、それでも分からなかったら、参考書、映像授業、等を活用するのも手です。今は、たくさんの英語の参考書があるのできっと自分に合うものも見つかると思います。

共通テスト、2次試験では長文読解がある人も多いと思います、、長文読解で点数を伸ばしたい!という人は、速読と精読を練習しなければいけません。速読と精読は一見矛盾しているように思えますが、使い分けるという意味です。(もちろん速く精読することに越したことはないですが) 英文の意味、文脈を理解するのは速読、下線が引かれている英文に関しては精読、という意味です。速読はなんとなく分かると思いますが、速く読むことです。精読とは、文の構造を把握して、単語の意味等を正確に訳すことです。これができると、英文和訳問題の失点が少なくなると思います。

 

【地歴公民 Geography, History, Civics 】について

 

この教科は、ひたすら暗記することが得点に繋がる教科です。

私は、地理を選択していたので、主にその勉強法について述べようと思います。

地理も基本的に暗記です。気候、産業、地誌など覚えることはたくさんあります。特に3年生は他の教科もしないといけないのに、(理系の人は共通テストだけの)地理なんか、、、、と思っている人も多いと思います。その人は是非、休憩に地理をすることをオススメします。覚えられない統計などは複数回見て記憶に残すのが良いです。眺めるのもよし、自分で語呂を作って唱えるのもよし、という感じです。

また地歴公民は、模試の復習が最も大切です。3年生は様々な教科に追われ、新しい参考書等に手を出す余裕がないでしょうから、全国の受験生が解いている進研模試、など受験人口が多いテストは特に復習した方が良いです。それは先程も述べましたが、(全国の)みんなが復習しているから、した方が良いということです。関連知識も覚えられるので、効率の良い勉強ができると思います。