高校3年生の皆さんはもうすぐ受験ですね、、、今頃は共通テストの願書を書いている頃でしょうか。残り時間は少ないです!最後まで頑張りましょう!今回は「高校生 理系教科 おススメ勉強法」ということで、私が受験生時代に感じたことを主に記していこうと思います。

初めに、理系教科って何のこと?という学生さんもいるかもしれないので、説明すると、私の解釈では、理科[物理(基礎)、化学(基礎)、生物(基礎)]と数学のことを指します。計算したり、公式や定理を覚えたり、暗記したりすることが多い教科ですね。。大変です。が、勉強すればするほど伸びる教科ですし、また逆も然りです。前置きはこれくらいにしておいて、早速本題に移りましょう。(笑)

【理科 Science の勉強法について】

私(理系)は受験生時代、物理と化学を履修していました。(大学で少し生物の勉強もしていますが、、)ですので、主にその2つについての話になってしまうかもしれませんが、ご了承下さい。

物理 Physics は、1年生の時は物理基礎として履修しますね。そこで、挫折してしまう人も多いと思います(笑)。個人的には、そこで見切りをつけるのもアリなのではないかと思っています。物理基礎では、物理で重要な力学の考え方の基礎を学ぶのですが、この理解が不十分なままだと、2年生からの物理はついていけないことが多いです。物理を選択しようと思っている1年生のあなた!1年生のうちにしっかり理解しておきましょう!
高校2年生以上の物理では、さらに深い現象の理解が必要です。ただ、まず先にすべきことは問題を解くために必要な公式や解法を覚えることです。簡単な問題を繰り返し解くと身につきやすいですよ!忘れたら、また解けば良いだけですから。
インプットとアウトプットの反復をすることで、記憶が定着しやすいと思います。これは、単純に努力の差が顕著に現れがちですね。(テストでできなくても、次のテストでできれば良いんです!)この公式や解法の定着があれば、現象の理解は進みやすいです。
あとは、多くの問題を解くことですね。問題のパターンを覚えてしまうのも正攻法の一つだと思っているので、理解ができない、、という人は、多くの問題や解答を見て、パターンを覚えると良いと思います。

化学 Chemistry は、大きく理論、無機、有機に分けられます。総評すると、、、暗記が多いですね、、、暗記は苦手という人が多いので、苦手意識を持つ人も多いと思います。
個人的には、暗記の方が簡単だと思いますよ?理解には暗記がつきものですし。苦手と言いながら、避けているだけじゃないですか?
そうなんです。化学はやればできる教科です(笑)。実際に、私も最初は苦手な教科でした(正確には、苦手だと思っていました)。高校の順位もずっと半分以下でした。。。それが何と2年生の終わりには学年で2番を取るようになったんです!その時の試験範囲は無機でした。私はそのときに、「覚えるだけで解けるのか!」ということに気がつきました。
そこから次の有機、3年生になってからの問題演習での理論、と理解が進むようになりました。化学は暗記することが理解に繋がりやすい教科だと思います。2年生、3年生で化学に苦戦している人は、ある1分野でも良いので全部暗記してみてください。(個人的には無機、有機がオススメです)そこから、他分野への興味が湧き、全部を網羅できるはずです。一度騙されたと思ってやってみてください!

生物 Biology も、暗記教科と言われますね。
高校で履修していないので、詳しくはわからないのですが、大学でやってみて、イメージをしながら覚えると定着しやすいと感じました。人体の生物学では、自分の体に当てはめて考えると想像しやすいですね。他の教科と同様に深い理解が必要な教科なので、暗記は怠ってはならないです。

3教科まとめて言えることは、理解の土台には、暗記が不可欠であるということです。暗記は本当に努力次第です。国語、数学、英語に比べると成果につながりやすい教科なので、しっかり勉強した方がいいですよ!

【数学 mathematics の勉強法について】

これは、高校1年生向けになってしまうかもしれません。
私は数学が得意教科です。ただ最初はそうじゃなかったですよ。だんだん分かるようになります。

極論なのかもしれませんが、数学に近道はないです。数学は問題を解いた量、かけた時間が全てだと思います。少し辛辣な表現をしてしまいましたが、振り返ると、そうだったのかなあと感じます。
私の高校では、毎日数学の課題が出ていました。(休日課題もたくさんありました笑)1つでも間違えると再提出だったので、毎日必死でしたね。。
ただ私がした数学の勉強の90%はこの課題です。本当です。当時は課題が嫌いでしたが、今になって思うと、あれがなければ、数学ができるようになっていなかったでしょう。

課題の中には理解ができないものも多いと思います。理解ができなければ、先生や友達に聞けば良いです。が、自分で解くことも大切です。
分からなかったら、教科書やチャートで調べてください。自分で調べると時間はかかります。ですが、そのかけた時間が定着につながります。自分で調べて分からなくても良いです。ただ、散々調べてください。日本語がおかしくなってしまいましたが(笑)、散々調べた挙句分からなかった問題が記憶に残らないはずはないです。絶対に残ります。
量を解こうとするには遠回りな気がするかもしれませんが、今後の勉強をスムーズに行うためには、大切なことだと思っています。