こんにちは。

Yes進学セミナーです。

今日は、中学生の通知表の得点(内申点)についてお話しします。

 

大分県では各教科60点満点、5教科合計で300点満点入試があります。

県内で一斉に行う入試ですから、上野丘高校を志望する生徒も、雄城台高校を志望する生徒も、鶴崎工業高校や情報科学高校を志望する生徒も同じ入試を受けることになります。

大分県教育委員会の発表によると、今年度の入試平均点は144.5点

得点率が半分を超えないような、難しい入試です。

その入試の結果、願書を出した高校のボーダーラインを超えると合格というわけです。

大雑把な目安を挙げると、上野丘高校なら235点、雄城台高校なら170点、大分南高校なら150点という感じです。

もちろん、その年ごとに平均点も変わりますし、倍率も大きく関わってきます。あくまでも目安の点数だとお考え下さい。

 

しかし、いざふたを開けてみると、例年のボーダーラインが170点の雄城台高校に、150点で合格する生徒がいる一方、180点でも不合格になる生徒が出てきます。

実は、生徒によってボーダーラインは異なっているのです。

これは不公平な仕組みではありません。

普段の学習の様子、中1・中2の間の頑張りを加味した結果が反映される仕組みなのです。

入試だけを頑張っても合格できません。

高校受験は、まさに中学3年間の集大成というわけです。


 

では、このボーダーラインの差は何によって決まるのでしょうか。

それが冒頭で申し上げた「内申点」なのです。

各学年、各学期ごとに、9教科5段階評価の「通知表」が出されますね。

その得点を計算し、300点に換算したものを「内申点」と呼んでいます。

300点の内訳を見ると、中1分が75点、中2分が75点、中3分が150点です。

副教科は2倍にする、中3の点数はさらに2倍する、合計の260点を300点に換算する……

内申点の計算は少し複雑で大変なので、シンプルに考えましょう。

「内申点」の1点は、「入試」の4点です!

内申点が周りより1点高ければ、入試に必要な点数が4点下がります。

内申点が高ければ高いほど、ボーダーラインは下がっていきます。

普段の頑張りによって、入試本番で楽ができるわけです。

逆に、内申点が周りより1点低い場合、入試では周りより4点高くとる必要があります。

内申点が低いと、入試本番でどれだけ頑張ってもボーダーラインを超えられない、なんてことも起きえます。

内申点の差が、入試の得点20点、30点をくつがえす結果につながるのです。


 

内申点、すなわち通知表の得点は、何によって決まるか。

まずは、定期テストの得点です。

もちろん学校によって、また、先生によって評価の軽重は異なりますが、提出物、授業態度なども多く反映されます。

中学1年生のときから、難しい入試問題を解いて、傾向に慣れて、といった受験対策をする必要はありません。

定期テストでしっかり点数をとる、提出物をしっかり提出する、授業中に集中する、そんな当たり前の行動が通知表の点数に繋がり、高校入試を有利にしてくれます。

それが中学1年生からできる受験対策です。

Yes進学セミナーでは、定期テストや提出物が高校受験につながることを知っています。

そのため、各中学校に合わせた定期テスト対策を徹底的に行います。

塾に早くから来ている子と、中3の後半になって来る子では、中1・中2の間に取れている内申点に大きな差が生まれます。

それが、受験校ではなく、「志望校」への合格率が上がる要因となっています。

 

6月中旬から1学期期末テストが始まります。

ぜひ、Yes進学セミナーで定期テスト対策を受けてみませんか?