ただいま、Yes進学セミナーでは夏期講習を実施中です。どの学年も大きく飛躍している最中です。
先日、中3生は大分県合同模試、中1・2生は夏期中間テストを実施しました。いずれも前半でどれだけ身についたかがわかったと思います。しかし、夏期講習は前半戦が終了しただけで、まだ後半戦が待っています。これらのテストで思い通りにいった人もそうでなかった人も、気を抜いたり落ち込んだりせず、反省して次につながる対策を講じていきましょう。
◎中3生
中3生は一喜一憂している場合ではありません。8月27日には学力診断テスト(全県模試)が各中学校にて実施されます。次はそこに向けて進んでいくことです。学校で進路指導に利用する大事な模試になります。盆休み中の取り組みが大きなカギを握ることになります。今年に関しては「盆休みはない!」考えてください。また、志望校別に力を入れてほしい教科は、
・普通科(進学校)
5教科をまんべんなく抑え、2教科以上苦手教科を作ったりはしないこと!
これは高校に入った後のことを考慮したコメントですが、普通科(進学校)へ行きたいのであれば、高校に入った後も続けなければなりません。中には、高校の準備内容となる教科もあります。また、高校入試は学力検査と内申点の合計点で合否が決まってきますが、各教科の得点にもこだわっていく必要があります。
・工業系
最低3教科は武器となる教科を作るべきですが、そのうち数学・理科は入れておかなければなりません。この時期において工業系の志望で数学・理科が苦手とする生徒も多くみられます。高校の授業でも関連性の高い教科になるのでやはり外すことができません。60点満点中数学は最低30点、理科は最低36点を取ることを目標にしましょう。あともう1教科は社会をおすすめします。早い段階で得点につながる教科といえます。今のうちに地理・歴史の総復習をしましょう。
・商業系
工業系と同じく最低3教科は強みとなる教科を作らなければならないでしょう。ただ、近年の入試においては、倍率の高い学科が多いためもう1教科武器となる教科を作る必要が出ると思います。その中でも理科・社会は早いうちに手をつけましょう。特に理科は入試においても最初の受験教科となるので、ここで点数が取れたら、そのあとの教科も弾みがつく傾向にあります。つまり、理科については今のうちに高得点を取るクセをつけるといいでしょう。
◎中1・2生
夏休みが終わったら、すぐに2学期中間テスト対策が始まります。今のうちに1学期期末テスト以降に習ったことの復習をしましょう。2学期中間テストは点が取りにくくなる教科が増えるため早めに手を打つことをおすすめします。また、2学期に入ってすぐ学校生活に慣れるために生活のリズムや生活習慣についてももとに戻す準備も必要です。
最後に中3生は「夏を制する者が受験を制す」、中1・2生は「夏を制したものは2学期を制す」ということを頭に入れて残りの期間一生懸命に取り組みましょう!