6月末より各中学校で1学期期末テストが始まります。今年度はコロナウィルス対策の休校の影響で、期末テストの日程やテストの実施方法(中学校によっては単元テストを行う場合もあります。)が大きく変更になっている中学校もありますが、基本的な勉強方法は同じです!期末テストに向けて、各教科早めの準備を行っていきましょう!高校入試では、受験時に内申点が重要になりますが、この内申点を決めるのに大きくかかわってくるのが定期テストです。

しかし「範囲が広すぎて何を勉強したらいいかわからない。(今年度は範囲が狭すぎて勉強の仕方がわからない生徒もいます。)」「いつから取り掛かればいいかわからない。」など、勉強の仕方で苦労している中学生がいることも事実です。

全体的にまず中学生が意識しなければならないことは

①遅くても3週間前には勉強を開始する!

定期テストの点数が悪い生徒でよくあるパターンが「試験前日に一通り目を通してテスト勉強終わりました。」というものです。成績は一日にしてならずです!学校の教科書だけでなく、ワークやプリントなど多くの課題を何度も繰り返ししなければなりません。勉強を早めにスタートして、試験前日に何度も同じ問題に目を通した状態にしましょう。

②テスト範囲やテストに出るプリント類などきちんとそろえる!

定期テストでは、学校のワーク・プリント・また先生が授業で線を引かせた部分など、様々な部分から問題が出題されます。テスト直前にプリントを探したり、まして「テスト範囲なんだっけ…」では点数が取れません。先生の言ったことを一言一句暗記することは不可能なので、テストに何が出るのかを事前に把握しておきましょう。

〈各教科の勉強法〉

★数学

答えの丸写しではなく、解き方をきちんとわかるように、解説などをしっかり読んだり、先生に質問をしましょう。丸暗記では数字が変わったら解けなくなってしまいます。答えではなく解き方を理解しましょう。

★英語

テスト範囲の本文内容の理解は必須です。また文法ももちろんですが、今の中学生は覚える単語が増えています。なので、重要な単語を重点的に覚えることが大切です。教科書の太字の単語とワークに出ている特に重要な単語を優先的に練習しましょう。

★国語

英語と同じく、テスト範囲の本文内容の理解が大切です。また漢字も頻出ですが、中学校によっては対策プリントなどを配布する中学校も多くあります。選択問題では、正しいものではなく、正しくない選択肢はどこが間違っているのか、解説を見て理解しましょう。

★理科

 暗記内容がテスト範囲であれば、学校の課題を繰り返しときましょう。中1の植物や中2の化学式などです。計算が出てくるものは数字が変わっても解けるように解き方の理解を深めましょう。中3の力などですね。

★社会

社会は基本が暗記なので、繰り返し学習が効果的です。特に学校のワークやプリントからの出題が多いので、同じ問題を2回、3回繰り返し勉強することが大切です。

定期テストは範囲が決まっているので、効率よく勉強することで、大きく成績を飛躍させることができます。早目のスタートで周りに差をつけましょう!