今年の市総体は例年よりも一か月ほど遅くなっています。それに伴い、例年と大きく違う点は市総体の前に期末テストがある学校が多いという点です。特に3年生にとっては最後の大会となる人も多く、テスト勉強に身が入らないという人もいるのではないでしょうか。そのような方に向けて市総体に負けずに部活と勉強の両立をするにはどうしたらよいのか話していきたいと思います。

まずはこの文章を書いている本人は中学時代、夏休みの8月上旬まで部活がありました。それだけ部活をしながら県内一の進学校に合格しました。その実体験をもとに大きく3点述べていきます。

 

➀授業に集中する

部活をやっている人は部活をしていない人に比べて家での学習時間は少なくなります。それを言い訳に勉強をしないという人も多いのではないでしょうか。しかし、家での勉強時間が短いにも関わらず部活で疲れているからと授業中に寝てしまったらどんどん周りの人に置いて行かれ気づいたときには取り返しがつかないことになっていることもあります。そのため、授業で理解するという強い気持ちをもって集中して授業に臨むことが大切です。授業に集中できるようになればおのずと部活と勉強の切り替えもできるようになります。

 

➁睡眠時間をきちんと確保する

部活と勉強の両立をするには睡眠時間を削って勉強しなければならないと考えている人もいるかと思いますが睡眠時間が短いと授業中眠くなり、集中できません。部活で勉強時間の確保が難しいからこそ集中して質の高い勉強をしないといけません。そのために十分な睡眠時間は必要不可欠です。

 

③すき間時間で課題をする

「睡眠時間を取りたくても課題が終わらないから眠れない」という人もいると思います。しかし、学校生活の中で移動教室の無い10分休憩、給食当番ではない給食の準備時間といったすき間時間を活用すれば一日30分以上は学校生活の中で塾や学校の課題をする時間はあるのです。その時間をうまく使い家でやらなければならない課題を少しでも終わらせ睡眠時間を確保すれば授業に集中もでき良いサイクルが出来上がります。

 

以上の3点をすべて実行できれば部活と勉強の両立ができます。そして一番やってはいけないことは言い訳です。「部活があったから点数が低かった」「部活で疲れたから授業は寝る」そのような意識では両立は程遠いです。言い訳せず時間を有効に使って市総体を乗り越えましょう!!