私立入試と公立入試の違い 傾向と対策

Yes進学セミナーでは、中3は冬期講習で私立高校と公立高校の入試対策を受講します。

彼らは来年1月以降、3つの入試を経験することになります。私立高校特奨入試、私立高校一般入試、そして公立高校入試。それぞれの入試の特徴、出題される問題の違いなど、よく分からない方も多いのでは。今回はそのことについてお話します。

 

1 大分県の私立入試の傾向と対策

 

私立入試といっても、高校によって出題範囲は変わりませんが、問題形式は大きく異なります。そのため、私立入試ではどの高校を受験するかによって対策も変わってきます。

大分高校は、他の私立高校より、出題形式や傾向が大分県の公立入試と比較的似ています。

その他の私立高校(東明高校や楊志館高校、国際情報高校など)は、出題形式や難易度、配点などは、公立入試と大きく異なり、各高校ごとに特徴があるといえます。

また、平均点を見れば歴然ですが、特奨入試(前期)と一般入試(後期)では難易度に差があるのも特徴です。

対策として、各高校の出題傾向を過去問などを使って、どのような形式になっているのか、特に勉強すべき内容・分野は何かを今のうちにつかむ必要があります。

冬期講習では、入試の特徴や解法のポイントなども指導していきます。

 

2 大分県の公立入試の傾向と対策

 

次に、公立高校入試ですが、「記述問題の増加」「問題文の長文化」が近年の特徴です。

必要となるのは、問題文を早く正確に読み取ることや文章の表現力を身につけることです。

 

いずれの入試においても有効なのは、「学校や塾の宿題、ワーク、新研究などをきちんと解いてやり直し、覚え直しにこだわること」です。また、「教科書を読む」「授業をしっかり聞く」ことも大切です。