推薦入試を受ける人へ

 

【はじめに】

私立高校、公立高校の推薦入試を受ける予定の人、その高校を志望校にしている人でも全員が受けられるわけではないので、チャンスだと思って全力で頑張りましょう!

 

推薦入試は大半が論文と面接があり、その準備のために割かなければならない時間は想定以上に大きいです。まわりの受験生と比べ、一般入試に割ける時間が減ってしまうことへの危機感や不安、焦りもあると思います。ですが、そこで逃げずに5教科の勉強もこなしながら、推薦入試の準備も取り組むことが必要です。

 

【対策】

論文は自分で書いているときは、書けている気になるのですが、実は主張がぶれていたり、論理が飛躍していたり、または反論の余地があったりするものです。

できるだけたくさん書き、同じ問題でもいろんな人に添削をしてもらったり、時間を空けてから自分で読み直してみたりするといい練習になります。たくさん書くという点では5教科の勉強と同じです。

 

面接は想定される質問の答えをある程度準備をして臨むほうがよいです。準備すると逆に答えられなくなるという人がいますが、経験談として、そういう人で合格できた人をあまり知りません。準備していった人のほうが合格します。当日の心構えではありますが、準備していない質問が来てもあきらめてはいけません。持っている知識で最後の最後までねばることが大切です。そのねばりは、きっとペーパーテストでも活きると思います。

 

【終わりに】

推薦入試は相手の学校側に「自分は入学したいんだ!」という気持ちを見せられる絶好のチャンスです。萎縮すると損ですが、無理に大きく見せる必要もありません。論文や面接を通して等身大の自分を「全力で」相手に見せることが大切だと思います。

当塾にも、推薦入試を控えている受験生が多くいます。個別で、推薦入試対策も行いながら、5教科の勉強も両立し、高校入学後も見据えて指導をしています。推薦の準備も5教科の勉強も「全力で」取り組んで、入試に臨みましょう!