私立特奨入試の傾向と私立一般入試に向けた対策

 

1月18日(火)に私立特奨入試が実施されました。大分県の中3生はほとんど、この私立試験を受験します。この入試は難度が非常に高いため、合格率は非常に低い受験となります。

 

以下、特奨入試のポイントです。

1.初めての高校入学試験のため、受験に慣れることができる。

公立高校を目指している生徒さんにとって、試験本番の緊張感を初めて味わえる、非常に意義のある入試になるということが言えるでしょう。

 

2.受験結果が公立志望校の判断材料にできる。

特奨入試の直後には、学校等の三者面談や塾でも生徒の皆様の志望校の最終選択の助言を行います。公立高校の受験申込締め切りが迫る中、この特奨入試の結果が最後の判断材料となりえます。そのため、生徒の皆様の多くがこの試験を受験します。

 

さて、各高校の出題形式の傾向はどうでしょうか。東明高校は出題形式は毎年似ていますが、難易度は高めです。大分高校は大分県立入試に形式が似ています。というように、過去問を必ず何年分も解いて、自分が受験する高校の傾向を知っておくべきです。

 

特奨入試が終わったら、次は私立一般入試(2月3日(木)実施)が待っています。公立上位校を目指す人で、特奨入試で力を発揮できなかった人はここでチャンスがあります。一般入試は特奨入試に比べ、試験問題の難易度は低いですが、特奨合格ラインは上がります。つまり、基本的な問題は取りこぼすことができないわけです。

 

そのため、一般入試の対策としては、過去問を解くことがいいでしょう。受験する高校の問題の特徴を知り、それに慣れることができます。さらに、時間を計って取り組むこともいいと思います。わからないところはもちろん質問をして解決していきましょう。これらは公立入試対策にもつながり、今のうちに形にしておくといいでしょう。